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ヴィグリ国立公園は、ポーランドの北東部に位置しています。起伏のある公園の景観の大部分はマツ・トウヒ林で、その間に数多くの湖、川、泥炭地が見られます。公園最大の湖は、曲がりくねった湖岸線をもち、島、入江、深淵、湖中の丘群、湖岸近くの浅瀬によって変化に富んだヴィグリ湖です。ヴィグリ湖は、隣接する小さな湖とともに、特別な水域生態系群を作っています。1975年、ヴィグリ湖は、世界の最も貴重な止水域を集める国際的な〈プロジェクト・アクア〉に参加しました。
公園の豊かな動植物相には、ヨーロッパにとって、また世界にとっても貴重な稀少種や絶滅危惧種が多く含まれています。最も特徴的な動物に入るのは、ここのほとんどすべての川や湖で見ることのできるヨーロッパビーバーです。数多い鳥類では、ノスリとオオハムが特に注目に値します。また小さな止水域では、ヨーロッパスズガエルあるいはグジェビュシュカ・ジェムナ（学名PELOBATES FUSCUS）のような両生類が数多く見られます。
泥炭地に見られる植物では、ブジョザ・ニスカ（学名BETULA HUMILIS）、コサトカ・キェリホヴァ（学名TOFIELDIA CALYCULATA）が特に注目に値します。

データ
ヴィグリ国立公園（WIGIERSKI PARK NARODOWY）
KRZYWE 82, 16-400 SUWAŁKI
TEL/FAX (48 87) 566 63 22, 565 14 33
E-MAIL: WIGRY_PN@SU.ONET.PL

http://www.wigry.org.pl/