ポーランドについて
さあ、世界でたったひとつのポーランドへ。
ポーランドはHeart of Europeといわれ、まさに地政学的、文化的に東西ヨーロッパの懸け橋になっているヨーロッパの中央に位置する国です。
国名の語源は「平原」からきているとおり、限りない大平原が広がっています。原生林や林の間を糸のように流れる無数の川は独特の景色をおりなします。しかし、ポーランド゙の自然は、それだけではありません。北方バルト海の美しい海岸、氷河時代に生まれた湖水地方、生命にあふれる美しい森、新旧さまざまの山々、さらには広大な砂丘地帯。砂岩の浸食によって創りあげられたヨーロッパで唯一の景観を誇るストウォヴェ山脈国立公園も、またポーランドにあるのです。これらの手つかずの大自然が、今もあなたを待っています。
ポーランドといえば、日本の多くの方は「ショパン!」と答えることでしょう。でも、キュリー夫人やコペルニクス、ワレサ元大統領、ヨハネ・パウロ2世、アンジェイ・ワイダ監督といった存在もお忘れなく。ポーランドは豊かな歴史と伝統をもつ国で、歴史的遺産の旅は一大ブームとなっています。グニェズノ、プウォツク、クラクフ、そしてワルシャワといった都市はどれも歴史をたどるルートからはずすことのできない魅力を放っています。また、歴史的価値の高い古城では、夏場には中世の騎士物語を彷彿とさせる体験ツアーやショーが開催されていて、訪れた方はしばしのあいだ、中世にタイムスリップすることができます。
ポーランド人は「神・名誉・祖国」を合言葉に、時刻の独立だけでなく、ポーランドの盟友であった国々の独立をも求めてたたかってきた気高く心熱き民族です。家族や親友のためならば、何から何まで労をいとわず、とことんつき合います。
ポーランドのルーツと信じられている古代サルマチアには、旅人達を半ば強引に連れ込んでは家で何週間ももてなす、という風習がありました。もちろん、そんなことはもう誰も記憶してはいないでしょう。けれどもポーランドには今なお、「出せよ、与えよ」の心が深く息づいているのです。客人は惜しまず歓待します。たとえその人が去った後家計が火の車になるとしても・・・。このように、Heart of Europeのポーランドは欧州の地理的な中心であるとともに、「ヨーロッパの心」そのものであるといえましょう。
ひとりでも多くの日本のお客様をお迎えできますよう、ポーランド人はいつも両手を広げてみなさまを歓迎いたします。