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ワルシャワ市の緑地は市の総面積のなんと約25%。高層ビルが増えているにも関わらず、街並みに安らぎと潤いが感じられるのはその緑に秘密があるのです。 

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新緑から『黄金の秋』の紅葉、冬の樹氷。四季とともにみごとに変わる木々に彩られたワルシャワはどの季節におとずれても魅力的です。
木立といえばワジェンキ公園。ヨーロッパの国々にはさまざまな公園がありますが、ここは首都の公園のなかでは一番大きなものとして知られています。
最後のポーランド王スタニスワフ・アウグスト・ポニャトフスキによって建てられた水上宮殿やオランジェリー(温室)、野外コンサートで知られるショパン像などゆったりと散策を楽しめる空間が広がります。町の中心から南に下って行くとイエローとホワイトをベースにした温かい色合いのヴィラヌフ宮殿とその庭園も散策にはよい場所です。

ワルシャワ市の西にはカンピノスの森が広がります。このカンピノスの森はショパンの生家の周辺が西端となる広がる広大な国立公園です。
大都市であるにもかかわらずワルシャワ市の空気が比較的澄んでいる理由は、この森の新鮮な空気が風になって流れ込むからだと言われています。

カンピノスの森へのアクセスはバスを利用すると便利。安くて気軽に泊まれる民宿もあり、レンタルサイクルを用意している宿も多数あります。小回りのきく自転車を利用すれば電車やバスでは行きにくい場所へも楽々。ショパンが愛したマゾフシェ地方をたっぷりと体感する小旅行はいかが?

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