ヴァヴェル王城はポーランドで最も有名なお城です。絵葉書や観光写真として、きっと一度はご覧になったことがあるのではないかと思います。クラクフにある最も格調高い王宮であり、世界初のユネスコ世界遺産の称号を持っています。まさにポーランドの国家的、文化的なアイデンティティの象徴です。11世紀の前半に建築されたロマネスク以前の古い施設をもとにして、14世紀にゴシック様式の特徴を獲得しました。このポーランド王朝文化の金字塔は、現在、「城の大広間」・「王族の私室」・「国宝と武具」・「ヴァヴェルの遺構」・「東洋美術コレクション」の5つの部門からなる博物館になっています。