乗車券
乗車運賃は安いものから高いものまでさまざまで、また、利用するバス会社やルートによっても異なります。ばら売りのバス乗車券は一度の乗車に限り有効です。ですから旅行の途中で乗り換えがあるときには、それぞれのバスについて別々にチケットを買う必要があります。窓口で購入した切符で日付・出発時間が記載されている場合は、その指定された日時の便にしか乗車できません。
割引乗車券をお求めになりたい場合は、キャンペーンや割引の情報が無いかどうか窓口でたずねてみると良いでしょう。
運行会社によって異なりますが、ポーランド南部から北部(山岳地帯から海岸地域)へ移動する場合の運賃はおよそ60~100ズウォティ、ポーランド中心部から多くの都市(例:ワルシャワからクラクフまで)ならおよそ40~50ズウォティが相場になっています。
購入場所
バスの乗車券はバスターミナル内の窓口で購入するのが一番良い方法です。バスの車内で運転手から買うことも可能ですが、もしも乗車希望者が多数の場合は、ターミナルで切符を購入した乗客が優先されますので注意が必要です。
動物や自転車の持ち込み
動物を連れて旅をする場合、追加料金が必要になります。詳細についてはターミナルのインフォメーションでおたずねください。自転車の持込は時々問題となることがあり、特に車内が混雑している時は難しいかもしれません。
国際路線でのバスへの動物持ち込み
EU加盟後、ポーランドでも旅に同伴させる四肢動物にパスポートを用意することが義務化されました。ただしすべての動物について必要というわけではなく、現在は犬・猫・フェレットのみが適用の対象です。パスポートは獣医師のところで発行してもらえます。こうした証明書類は個体識別を目的としたものであり、パスポートには飼い主に関する情報、写真付きで動物の外見の特徴、予防接種に関する情報などが掲載されます。