北ポーランド・ポモージェ地方にあるシンバルク地域教育広報センターの屋外博物館には、世界で一番長い一枚板と日本の新聞にも取り上げられたことがあるとても不思議な家があります。上下がまったく反対んあっているこの「さかさの家」は、建物の概観だけでなく、中の調度品類もすべて逆さまになっているため、一歩中に入るとだれでも平衡感覚が狂ってしまうという不思議なスポットとして人気を集めています。
名称 Szymbark - Centrum Edukacji i Promocji Regionu
所在地 83-315 Szymbark, ul. Szymbarskich Zakładników 12
公式ホームページ
ここには博物館のほか敷地内にご当地ビールの飲めるビアセラーやホテル、カシューブ地方の郷土料理が楽しめるレストランもあります。
開館時間
11月1日から3月末 月 - 土 9時から17時 日祝 10時から17時
4月1日から10月末 月 - 土 9時から19時 日祝 10時から19時
入
カシューブの板と呼ばれるこの板は2002年6月に世界で一番長い1枚板と認定されギネスブックに登録されました。(動画の一番最初に出てくる板です。室内にある長いテーブルは板を切り抜いた後の木材を利用したものです。)
この木何の木? 樹齢120年のトガサワラの木。
サイズは・・・
・ 高さ 51,2 m
・ 重量 15 トン
・ 丸太の長さ 37 m
・ 丸太の重さ 9トン
・ 板の長さ 36,83 m
・ 1100 kg - 板の重さ
・ 34人 - この板を切るのに協力した人の数 (元大統領のワレサ氏もそのひとり)
この博物館には「さかさの家」のほかにも、ソ連が罪のないポーランド人をシベリアに移送するために使用した列車や抑留された人々の粗末な住居、また第二次大戦中にこの地域で活躍したレジスタンスの基地を再現したものなどが公開されています。