ポーランドにはプラツキ・ジェムニャチャーネという料理がありポテトパンケーキと訳されているのを見ますが、だいぶイメージの違うものです。これは薄いハッシュドポテトのようなものでよくグラーシュ(乾燥したパプリカをきかせた牛肉の煮込み料理)と一緒にいただきます。このプラツキは家庭料理のひとつで日本にある材料でも簡単に作ることができますのでぜひお試しください。
材料
- じゃがいも500グラム(メークインでない、普通のポテトサラダ用にできるじゃがいも)
- 玉ねぎS寸を1つか、Mなら1/2、L寸なら1/4
- たまご1個
- 小麦粉大スプーン2(盛り上がる程度の量)
- 塩、こしょうをそれぞれ適量。
作り方
- 玉ねぎは包丁でとても細かくみじん切りにするか、フードプロセッサーにかけます。
じゃがいもは皮をむいてを刺身のつまができるようなタイプの小さな穴の開いたおろし金でおろして、
ザルに入れるか、ボールを斜めにしてしばらく置き、水分をよく切ります。
小麦粉を全体的にふりかけ、みじん切りした玉ねぎ、たまご、こしょうを入れてさくっと混ぜます。 - 中火にし、フライパンに油を少し多めに入れ、大スプーン1杯分ので生地を円形に整えてうすく広げます。
ここでお好み焼き風にならないように注意します。ホットケーキよりずっと薄く広げます。
中火で2,3分焼き、縁がこんがりと茶色になってきたら裏返し、裏面も火が通るまで焼けばできあがり。焼きあがったプラツキはペーパータオルを敷いたお皿の上に載せて、お好みで上から適量の塩をふります。
塩を最後にふりかけるのは、焼く前のじゃがいもや玉ねぎに塩をいれるとたくさん水分が出てべったりとしてしまうためです。
サクリ感のあるできたてが一番おいしいです。プラツキにいろんなものをトッピングしたり、大きく作ってまんなかに何かはさんだり、そのままでもおやつやお酒のおつまみとしてお召し上が利いただけます。