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カルコノシェ国立公園

カルコノシェ国立公園は、まず何より、カルコノシェ山脈の山頂部分を含んでいます。この山地の類例のない特異な景観は、後氷期の巨大な浸食盆地がかたちづくるもので、そこには岩壁、氷河湖、滝(中でも、高さ27Mのカミェンチク瀑布)、小川、そして面白い構図で横たわる、数多くの奇怪な形状の花崗岩が見られます。カルコノシェをポーランドやヨーロッパの他の山地から際立たせる特徴は、広大な山頂の平地、それに加えて、特有のハイマツ群と「ルヴニャ・ポト・シニェシュコン(雪玉の下の平地)」と呼ばれる高位泥炭地です。カルコノシェは、その特異な気候から、ヨーロッパの真ん中の北極島と呼ばれました。というのも、山塊の山頂部をツンドラ地帯に典型的な条件が支配している、中央ヨーロッパ唯一の山地だからです。この山地の珍しさは、動植物相の豊かさによっても証明されます。カルコノシェでは、約1000種の維管束植物、中でも固有種(例えば、グニドシュ・スデツキ(学名PEDICULARIS SUDETICA))や氷河期遺存種(ヴィエジュバ・ラポンスカ(学名SALIX LAPPONUM))が見られます。動物相の代表からは、氷河期遺存種のシリマク・ポチファルフカ・アルペイスカ(学名VERTIGO ALPESTRIS)が注目に値します。多種の鳥類の中では、とりわけ、クロライチョウ、オガワコマドリ、コバシチドリがここでは見られます。
1993年からは、カルコノシェ国立公園は、カルコノシェ・クルコノシェ2カ国生物圏保護区(MAB計画)の一部になっています。

データ
カルコノシェ国立公園(KARKONOSKI PARK NARODOWY)
UL. CHAŁUBIŃSKIEGO 23, 58-570 JELENIA GÓRA
TEL/FAX (48 75) 755 33 48, 755 37 26, 755 37 26
E-MAIL: SEKRETARIAT@KPNMAB.PL
WWW.KPNMAB.PL

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