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ビェシュチャディ国立公園

ビェシュチャディ国立公園は、ポーランド最大の山岳国立公園です。広さではヨーロッパ最大の天然・未開の山岳森林の一部を守っています。それは何よりまずブナの森林ですが、モミ、セイヨウカジカエデ、トウヒも混生しています。公園内には、「ポウォニナ」と呼ばれ、ポーランド全国でも他に類を見ない、森林限界より上に位置する山地草原地帯があり、それとともに東カルパティ山脈(東カルパティア山脈)の高山植物の稀少種の生育地も見られます。
ビェシュチャディ国立公園は、国内のすべての大型肉食獣とその他の哺乳類が同時に見られるポーランド唯一の国立公園です。それらの動物には、ヒグマ、タイリクオオカミ、ヨーロッパオオヤマネコ、ヨーロッパヤマネコ、そしてジュブル(ヨーロッパバイソン)やフツル馬といった再導入種も含まれています。
1992年、ビェシュチャディ国立公園は、生物圏保護区の地位を獲得しました。また1998年、自然の優れた価値と正しく行われている保護活動に対して欧州評議会が認めるヨーロピアン・ディプロマによって表彰されました。同年、ユネスコMAB計画の指揮のもとポーランド、スロヴァキア、ウクライナの隣接する領土に設立された、世界初の3カ国による国際生物圏保護区〈東カルパティ〉の一部となりました。そして2002年には、ヨーロッパで最初の3つの国立公園の一つとして、また中央・東ヨーロッパでは最初の国立公園として、パン・パークス(PAN PARKS)の認定証を獲得しました。

データ
ビェシュチャディ国立公園(BIESZCZADZKI PARK NARODOWY)
38-714 USTRZYKI GÓRNE 19
TEL/FAX (48 13) 461 06 50, 461 06 10
E-MAIL: BDPN@WP.PL
WWW.OIE.BDPN.PL

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